「MASTER SEED COTTON」鹿の子シャツ

こんにちは、HP担当の奥野です。

今回もまたまた「マスターシードコットン」です。シーアイランドコットンとピマコットンの交配によって生まれた新品種で最高の肌触り&ノーブルな光沢がウリです。

前回はブロード地でしたが、今回は、、、

鹿の子です!!!

鹿の子素材でシャツ型を作ってみました。最近はシャツ専業ブランドもこういった鹿の子素材での提案も増えていますね。

ジャケットがリラックスして着用できるジャージー素材が増えているので、当然そのインナーに着るシャツは、カッチリしたシャツではなくリラックスしたモノがマッチします。そこで、、、鹿の子素材の出番です!!!

伸縮性があって着心地もバツグンの鹿の子シャツは“今の気分”をズバリ突いた商品だと思います。

しかし、従来の鹿の子素材はオフでカジュアルに着ることを前提に作られているので、ややざっくりした質感でカジュアルすぎる?!という点がありました。

そこで、リングが企画したのは

80番手双糸の鹿の子!!!ラルフやフレラコなどは30~40番手なので約倍の細かさになります。

これがスッキリとした表情になり、「遠目はドレッシーなシャツ~近づくと、、、実は鹿の子!!!」といった面白生地感なんです。

しかも、ただの80番手じゃないんです。

200番手ひけるワタをあえて80番手にひいてます。(コレ実はめっちゃくちゃ贅沢なことしてます。)紡績メーカーの人が聞いたら『なんてもったいない事を!!!』とビックリするかもしれません(笑)

というのも、糸にする前のワタが100あるとすると、そのシェアの多くが太番手に使われます。というか太番手にしかできないワタが多くを占めます。その残り何割かが100番手~120番手ひけるワタ、さらに細番手の140番手ひけるワタはさらに少なく…、といった具合にどんどん少なくなっていきます。200番手ひけるワタというのは、すごくすご~~く希少なんです。「細番手=高級」の理由の多くはココからきてます。

そんな希少なワタをあえて80番手にしちゃった!というだけでもビックリですが、その原料はシーアイランドコットンの特性を受け継いだマスターシードコットン!シルクのようなノーブルな光沢と、カシミアのような肌触りを持ち合わせた究極の鹿の子

原料最高&スペシャル番手、正直コレを超える鹿の子があるのならば教えて欲しい(笑)

そんな究極の鹿の子を、ここ数回ご紹介させていただいた『リング・ドレスシャツ』のパターンをベースにアレンジした新型で作成!

なのでジャケットのインに耐えうるドレッシーさ+程よくフィットした着心地が◎。

しかも、カジュアルでの着用も考えパンツアウトもできる着丈に設定。

スソも従来のラウンドではなくスクエア。サイドスリットも入ってます。後着丈がちょっぴり長め!なんて細かいトコロも抜かりナシです。

よ~~く見ると袖も「後付け」。鹿の子シャツでココまでやるか?!と言われそうですね(笑)海外のシャツ専業メーカーでもココまでやるトコロは無いんじゃ?!カットソーメーカーなら尚更です。まぁカットソーメーカーのシャツパターンとは全く別物ですし比べること自体間違いですが…。

シャツ地、鹿の子…ときて次は???

まだまだマスターシードコットンやってます。世界最高のコットンを使いリングオリジナルファブリックをどんどん開発しています。

ファストファッションが溢れ「何処でも手に入るソコソコのクオリティで、こなれた値段の商品」だらけの世の中だからこそ

「希少性&オリジナリティのある素材使い、着用感が良く抜群のクオリティ、そこにちょっぴり時代の空気を入れた商品」を提案していきたいと思います。

「MASTER SEED COTTON」鹿の子シャツ ¥26,250-(税込)

カラー:ホワイトのみ

MEN'S EX 2月号(1月6日発売)にも掲載頂いてます。こちらも併せてご覧下さい。

※2月上旬の発売予定でしたが、少し遅れてます。誠に申し訳ありません。

商品の特性上、数量が限られますのでご興味のある方は直接店舗にお問合せ下さい。

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