19 F/W RING JACKET Special Bunch Order Fair 生地仕込み – イギリス編

2019秋冬〈リングヂャケットスペシャルバンチ〉オーダーフェアを開催。

各店フェア4日間限定〈リングヂャケットスペシャルバンチ〉は、百花繚乱。
英国・イタリアよりココに集った珠玉のファブリックから創られる
〈リングヂャケット〉の『スーツ』、『ジャケット』は、ワンアンドオンリー。

世界中の誰もが選べないファブリックがココにはある。
運命のファブリックと出逢える場がココにはある。

 

 

 

 

Bunch – 束、集める

その様な意味を持つ ”バンチ“

 

毎シーズン移り変わるトレンド、勿論気分も変わり、その気分も人それぞれ。

撰定先となる生地メーカーも変われば、生地撰定する人によってもその内容はそれぞれ。

 

 

「リングヂャケットスペシャルバンチは、百花繚乱、そして、ワンアンドオンリー。」

 

 

それでこそのこのキャッチコピー。

私、青山店舗担当の津田が今回は生地撰定して参りました。

 

 

 

 

 

 

UK – イギリス

 

“Mind the gap.”

「車に気をつけて」は “Mind the car please!” である。

その表現一つにも奥ゆかしさを感じさせる。

 

クロージング文化の原型を形作ったイギリス。

イタリア人でさえその歴史と文化に嫉妬と憧れを抱くGentleman 発祥の国。

 

時代とトレンドがいくら過ぎ行こうとも、その原点となる文化と影響力に揺らぎを感じることは無い。

 

「”生地”には

それを生み出すその国の文化、歴史、気候、性格が詰め込まれている」

 

 

 

 

 

 

 

 

-DORMEUIL-

RING BUNCH オーダーフェアがスタートしてから、最も長い期間継続して生地撰定を行っているDORMEUIL。

 

1842年創業より5代に続く歴史があり、フランスのマーチャントでありながら英国生地を供給しているイメージが強いと思います。

もはや英国生地メーカーのイメージもありますが、その理由として挙げていたのが英国生地を初めてフランス、日本でも販路を持ったのがドーメルであり、英国生地を世界に流通させた側面を強く持っている点です。

イタリアにおいてもフランスにおいても英国生地のもつTimelessな魅力は今でも変わらず認知されており、ドーメルは現在実際に英国の生地工場を吸収しEnglish productsのミルマーチャントとして進化を続けています。

リングヂャケットにおいても長きに渡り生地撰定を継続できるのはDORMEUILの歴史が持つ

ヘリテイジ、英国生地生産量においてもNO,1という時間とスケールがその理由と言えます。

 

今回撰定の中で真新しいクオリティのスーツ生地が”HOXTON” 310grm

Vintage spotexの様な面を持ち、特徴として「面はヘビーウエイト、触れるとライト」

FineヤーンとOldヤーンとの組み合わせより作り出された生地と言っていました。

おなじみの”VINTAGE SPOTEX”、”SPOTEX HERITAGE”もテイストは勿論変わらずですが

やや異なる表情の物をチョイス、スーツ生地ではRoyal 12、Winter mohairのクオリティで無地ライクな物を、紡毛素材ではBritish Flannelでセレクトしました。

 

今回、ドーメルが持つ幅広いコレクションの中でもリングヂャケットらしい “クラシカル=Old Fashion”な生地セレクトになっていると言えます。また基本的には全て現状流通していないクオリティ、デザインの物となります。

 

※上記、各店舗へも送付した出張レポートより抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-Joshua Ellis-

英国テキスタイル製造の本拠地として、ヨークシャーは贅沢な布地を世界に提供することで有名ですがJoshua EllisもDORMEUILからもほど近い場所に位置します。

Joshua Ellisは1767年にEllis一家によって衣料製造業として設立。250年間もの歴史の中で典型的な英国柄と色調をモダンに進化させながらCashmereをメインとする高級服地を自社工場にて一括生産しています。






ここ10年弱の間にハイメゾンへの供給を行ってきた歴史ある工場の持つ物作りと職人技術はタイムレスなヘリテイジとして逆にハイメゾンのデザインソースとなり、イメージ戦略としても無くてはならない要素となっています。実際某ハイメゾン2019F/WシーズンイメージにおいてJoshua Ellis工場がロケ地として使用されたそうです。

今回は Cashmere, Escorial, Shetland woolという代表的生地を撰定しており、特にCashmereにおいてはイタリア PIACENZA より撰定した同じくCashmere生地での個性の違いを感じられることでしょう。

 

※上記、各店舗へも送付した出張レポートより抜粋

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-Fox Brothers-

言わずと知れた1772年創業、250年以上に渡る歴史を持ち英国を代表する生地メーカーとして知られるFox Brothers。

長い歴史の中では紆余曲折もありながら、現代表のDouglas Cordeaux氏によって過去のアーカイブを資産に新たなブランディング構築と価値創造とを巧みなイメージ戦略で進めています。

実際、Douglas氏と直接話を進めていても、マーケットを意識した数字が会話の中で出てくるのが印象的でした。また昨今では米NIKE社のコラボレーションにアーカイブの生地を供給するなど、その意図が見て取れます。

 

この度の生地撰定はサマセット州ウェリントンの”The Marchant Fox”

にて行いました。典型的なイギリス集合住宅とも言える建物の一室にあり、その空間と内装は歴史とクラフトマンシップを存分に感じられる素晴らしい空間です。

スーツ生地では着分生地もありながら、定番的な色柄、クオリティでは奥行きを持ってセレクト。

ジャケット生地は着分生地がほとんでで、カントリー調の、グレンプレイド、シェパードチェック、ガンクラブチェック、ハウンドトゥースなど英国柄とクオリティを存分に感じられるセレクトとなっています。

19F/Wリングヂャケットコレクションテーマとなる”Forest color”ともリンクする内容かと思います。

クオリティではその殆どが起毛感があり、上記の様フランネルでもウーステッドの軽いウエイトも含まれています。

 

※上記、各店舗へも送付した出張レポートより抜粋

出張レポートは店頭においては皆様にもご覧いただける内容にてまとめておりますので、

今回のオーダーフェアにご興味ございます方は各店舗スタッフにお尋ねください。

 

 

 

 

 

番外-Food

 

食に関してはあまり評価の高く無いロンドンですが、

中華に関してはプライス含め安定のクオリティかと。

 

こちらは、私が過去ロンドン留学中に良く利用していた中華店。

17年前と変わらず混雑の繁盛店。

 

 

 

 

出張最終日、同行の冨岡と。

こちらは冨岡お薦めのPubにて。

Misson complete.

 

The Churchill Arms