COLUMN 『服の向こう側』 vol.12 / Sicilia編 ①

こんにちは。 今回の『服の向こう側』は、シチリア編になります。 そう、ゴッドファーザーで有名なあのシチリア島に行ってきました。       ※ナポリの朝焼け     早朝からナポリで一仕事してからシチリアへ向かう予定が… トラブル続きで、結局ナポリを出たのは夕方。辿りつけるのか???とかなり心配。。。 ※ナポリでのトラブル?は、また機会をみてお届けしたいと思いますのでここでは割愛させて頂きます。     ナポリ~シチリアのフライトもあったのですが、ナポリの仕事がこんな感じでどうなるか分からなかったので自由の効く車での移動になりました。 ナポリからレッジョカラブリアまで行き、そこからフェリーに乗ってシチリア島を目指します。     ナポリからレッジョカラブリアまで車で約5時間。フィレンツェ~ミラノ~コモ~ナポリ…と出張の疲れがドスンと出て車酔いする間も無く爆睡。   ※高速のパーキングエリア。水買って、トイレ済まして、すぐ向かいます。     高速をここでは書けない速度でぶっ飛ばしながら(笑)。 ナポリ仕立ての未来とRING JACKET Napoli、そしてRING JACKETについて色々と話しました。なんだか夜の高速で話すのは昼間話すのと少し違いますね。     そんな壮大な話をしていたからか? フェリー乗り場に着いたときは何だか感動しました。         ※殆どが業務用トラックで、一般車は少なかったです。この時、ファッション関係者は間違いなく僕達だけでした。         フェリーがくるまで1時間ほどあったので、少し埠頭をブラブラしてみました。                       対岸にシチリアの灯りが見えます。夜でも海の透明度が凄い!!!   [...]

COLUMN 『服の向こう側』 vol.11 / RING JACKET Napoli trousers 3

こんにちは、『服の向こう側』ナポリパンツ編vol.3になります。     先週、先々週と続いているので…、 まだあるの? という声が聞こえてきそうですが、、、 普段見えない服の向こう側をお伝えする当コラムは、サラリとした商品紹介とはまた違った『濃さ』を前面に押し出した内容にしています。グーグルで検索すると殆どの情報が手に入る現代において、検索エンジンでは出てこない『モノ作りの現場』『“格好良い服”が出来上がってくるまでのサイドストーリー』をお届けすることにより、いつもよりちょっと服の見方が変わったり、愛着が湧いたりするキッカケになれば嬉しいなと思っています。         さて、早速ですが 何度か登場しているこの画像、ちょっと違和感というか一般的なパンツと少し違うところがあります。 分かりますでしょうか?         そう、 片倒しの向きが反対なんです。   ??? という方が殆どだと思いますので、分かりやすく説明すると、 脇のハンドステッチが後身頃側に入っています。     一般的には、前身側に入るパンツが多いです。     実は、今回のパンツのように後身頃にステッチを入れるところがナポリではチラホラあります。 意味は左程無いようなのですが、知っているとちょっと嬉しいディテール話です。           あと、実はコダワリのディテールとして、、、             試作サンプルの打合せ時に、 『サンプルについている釦も悪くはないけど…、もっと高級感のあるやつに出来ないかな?』 『OK!本番は高級な水牛釦にするよっ!』     と言ってたのですが、、、 製品上がり前にナポリに行く機会があったので、念のためチェックしに行きました。     そこで、納品前の商品を見ると、 釦が前のまま、、、   [...]

COLUMN 『服の向こう側』 vol.10 / RING JACKET Napoli trousers1

      『服の向こう側』ナポリ編 今回はナポリパンツについてです。     以前は別の工房で作っていたのですが、トラブルがあったので一旦休止していました。 その間に幾つか新しい工房を廻ってようやくRING JACKET Napoliのパンツをリスタートする事が出来ました。                                     何度も試作を繰り返しようやく製品化出来ました。 以前のパンツは、ハンドの粗さが強く ある意味でのアジがあったのですが…、少しムラがあるのが問題でした。 今回の工房の特徴は、『非常に繊細なハンド』になります。                                     手前味噌ながら素晴らしい雰囲気に仕上がっていると思います。       [...]

COLUMN 『服の向こう側』 vol.7 /Milano撮影

こんにちは、不定期連載コラム『服の向こう側』担当の奥野です。 ご無沙汰しております。中々定期投稿できず申し訳ありません。。。 ※当コラムは、普段触れる機会の少ない「服の向こう側」にあるちょっとしたウンチクや面白話などのサイドストーリーをご紹介するコーナーです。         さて、 今回は1月のイタリア出張でのミラノ・レオン撮影の様子を少しご紹介させて頂きます。     これまでも海外撮影はしたことはあったのですが、インタビューなどの取材形式での撮影が中心だったので、、、 プロのカメラマン・スタイリスト・ヘアメイク・モデル…と撮影チームがガッチリと揃っての撮影は初めての経験。     レオンでもファッション特集でチームを組んでの海外ロケは珍しいとの事。 何かいっぱいやってそうなイメージですが…、意外ですね。       まずは、撮影に適した早朝に集合して コーディネートチェックとモデルさんの着替え                 今回のモデルは、 メンズファッション誌で引っぱりだこのDavidさん     うん、サマになります。           1月中旬の極寒のミラノで春夏物のスーツ、、、 かなり寒いです。 モデルさんって大変ですね。。。         なんて話しているウチに撮影スタート!               [...]

COLUMN 『服の向こう側』  vol.6 / 取材

日曜の不定期連載コラム『服の向こう側』 本当に不定期で更新出来てなくて申し訳ありません…。色々と投稿したいネタはあるのですが、、、 また落ち着いたら面白ネタを出して行きたいと思います。     さて、 今回はちょっとお知らせを                           リングヂャケットの貝塚工場に取材来ていただきました。 RING JACKETのコダワリとモノ作り、そしてブランドの魅力にスポットを当ててもらっています。     とても良い記事になる予定。まだココでは詳しく書けませんが、、、 また詳細報告させて頂きたいと思います。           では また来週。

COLUMN 『服の向こう側』 vol.5 / 1mmの差

  スーツやジャケットに使われている釦の大きさって気にされた事はありますでしょうか?     実は、釦メーカーが作る既製品はある程度大きさの基準が決まっています。     一般的なのは、 袖口の釦=15mm フロントの少し大きい釦=20mm となっています。                 実は、、、 RING JACKETでは14mmと19mmを使っています。     『えっ?1mm??何が変わるの???』     と思われた方…、正しいリアクションです(笑)。 一つだけだと、殆ど分かりません。     ↑ベージュの釦が15mm。焦げ茶が14mmです。             しかし、袖口の釦は4個連なります。(3個や2個、1個のケースもありますが、今回は分かりやすいように最近多いスタイルである4個を例にしてます)           比べてみると、、、       一目瞭然!!! ベージュの釦の方が長く、焦げ茶の釦の方がコンパクトにおさまっています。 ※焦げ茶の釦は『重ね釦』といってワザと少し重ねる仕様にしています。普通に並べて付けるときより更に差が分かりやすいです。     袖口の釦がスッキリとします。   [...]

COLUMN 『服の向こう側』 vol.3 / Napoli trouseres

          一月程前ですが、17FWシーズンの生地展示会に行くためにイタリア・ミラノへ行ってきました。 素晴らしい生地と沢山出会えましたので来季もご期待下さい!       さて、生地のトレンド情報などはまたの機会にゆっくりと書きたいと思いますので 今回は展示会の後に行ったナポリの話をしたいと思います。       このブログを読んで頂いている方は既にご存知かもしれませんが、 ナポリのハンドメイド職人達と手を組んで作り出される『RING JACKET Napoli』というレーベルを展開しています。 その打合せに行ってきました。                         今回は新しい工房で試作を作っていて何度目かの最終打合せ。     待望のNapoli製パンツを17ssシーズンから展開します。 サンプルの出来栄えも良く、幾つかあった修正の打合せも非常にスムーズ(驚)。     というのも、これまでいくつかの工房でモノ作りしてきましたが、、、 打合せが紛糾することはザラで、1時間の打合せ予定が3時間に…なんてのもしょっちゅうです。 多くの輸入代理店が『ナポリのメーカーとは絶対取引しないっ!!!』と言っているのも良く分かります(笑)。       納期遅れ、、、 仕様間違い、、、 連絡がつかない???   なんてトラブル続発。       しかし、 手仕事の文化が色濃く残る街『ナポリ』で作られた服は、独特のアジとなんとも形容し難い雰囲気があります。 [...]

column 『服の向こう側』 vol.2 / Drake’s Handmade in London

コラム第二回目で何を書こうかな?と考えていると、、、     ちょうどDrake’sのオーダー会があるので、LondonのDrake’s factoryに行ったことを書こうと思います。 ※このコラムは、服のウンチク、商品開発秘話…etc、普段見えない『服の向こう側』をお伝えする日曜限定の不定期連載コーナーです。普段の商品紹介とは違った視点からファッションの魅力を紐解いていきます。           イタリアは仕事柄ある程度行っているのですが、何故かロンドンはこれまで縁がなくこの時が初めてでした。       空港から市内中心部まで列車で移動。       実はDrake’sのfactoryはロンドン市内にあります。     イタリアでもそうですが、ショールームは華やかな市内の中心地にあっても ファクトリーが中心地にあるのは稀なケースです。       しかも、、、 ロンドンは世界的にみても地価・物価が高い街!!!       『何故ロンドンでやっているのか?』 そんな疑問をぶつけてみたかったのも訪問理由の一つでした。                                           [...]

column 『服の向こう側』 vol.1

『ファット・ア・マーノ』という言葉を聞いたことがあるでしょうか? イタリア語でハンドメイド(手仕事)を意味していて、これまでイタリアのファクトリーを訪れる度に聞いてきた言葉の一つです。         ピッティ・イマジネ・ウォモ(世界最大級のメンズファッション展示会)やミラノコレクションなど最先端のファッションが集まる国イタリア。その華やかな世界を影で支えているのが熟練の職人達です。イタリアは元々ヨーロッパのメゾンや大手アパレルの生産地として栄えた背景があり、糸、生地、付属、縫製…など様々なファッションに携わる仕事があり、その道のプロと言われる熟練の職人を育んできた土壌があります。     そんな熟練の職人達を束ねるファクトリーのオーナーは皆バイタリティに溢れ個性的な人物が多いです。テレビや映画で見るようないかにもイタリア人?(笑)というような陽気で気さくな人物もいれば、寡黙で実直な人物もいて様々ですが、彼らに共通することが一つあります。それは、職人を本当の家族のように大事にすることと、モノ作りに対するプライドを非常に強くもっていることです。     商談時に商品の説明を受けていると、 『ファット・ア・マーノ!』(ハンドメイドだ!) と皆必ず言い、そしてニヤリと笑うのです。ハンドメイドの醸し出す柔らかい雰囲気とその技術に愛情を注いでいるのが、こちら側にもひしひしと伝わってくるのです。     Have you ever heard the word, “fatto a mano”?   It means hand-made in Italy and we have heard this word every time when we visit in Italy.     Italy is the country where has Pitti Imagine [...]

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