『RING JACKET / fabric guild 』 vol.4 / Lovat mill-teviot tweed-gun club check

 

スーツやジャケットに於いて最も重要なファクターの一つである“生地”。

一言で生地と言っても其々に特性があり様々な魅力を秘めている。人によっては駄目な生地でも、違う人にとっては堪らなく好きな生地である場合もあり、その多種多様性についついのめり込んでしまう服好きは多い。そんなハマってしまうと抜け出せない「魅惑の生地の世界」を綴るのが当コラム『fabric guild』である。

 

 

今回は、スコットランドのLovat millのteviot tweedについて書きたい。

何年創業で、、、という様なお決まりのブランドストーリーは当コラムでは割愛させてもらっている。検索エンジンで探せばすぐ出てくるような情報はここでは必要ない。そんな事より、『どんな生地なのか?』『何故、この生地を使おうと思ったのか?』の方が重要だと思うからだ。

 

 

 

 

LOVAT MILL teviot tweedの特徴をズバリ一言で表すと『田舎臭い』だ。

少し言い方が乱暴過ぎたか?

良く表現すると『スコットランドの田園風景をそのまま形にしたような朴訥として素朴な生地』といったところだろうか。

 

 

しかし、いくら素敵な言いまわしをしてもチェビオットツイードならではののゴリゴリ・ザラザラするタッチは変わらない。

ハッキリ言ってこの雰囲気と手触りが好きかどうか?

それだけだと思う。

 

 

嫌いな人はどう頑張っても好きになれない。でも、それで良いのだ。万人に受けることを狙った生地ではない。

そこが良いのだ。

 

 

その代わり、好きな人はもうどうしようも無いくらい好きな生地である。チェビオット種の羊ならではののザラリとした質感、430g/mというしっかりとしたウェイト、グリーン・ベージュ・ブラウン…といったカントリーカラーで構成されたチェック柄。完璧である。

 

 

、、、

とここまで褒めてるのかけなしているのか?

といった内容だったが、「トレンド」としてのコメントもしておこう。

英国調がキーワードの昨今、その中でも今期はカントリー調が旬である。クラシックなドレスクロージングの世界でもこういったカントリー調のチェック柄をモダンに着こなすのが人気だ。

ひと昔前だと「オジサン臭いジャケット」と言われていた色柄こそ1周廻って新鮮に映るようになってきた。

 

 

勿論、昔のまんま、、、

ではなくフィッティングに加えて、肩パッド無しののコンフォータブルな仕立てなど現代的な要素をミックスするのが肝なのは言うまでもない。

 

 

少し前まで「オジサン臭い…」と言われていたようなジャケットを颯爽と着る。右に倣えの無難な着こなしが多い中で、一歩先を行くスタイルは、廻りの人達をハッとさせるだろう。

そんな意外性のある着こなしこそファッションの醍醐味の一つではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[whole sale]

ITEM : JACKET / RING JACKET

ART : RT058F20F

MODEL : no.269F

PRICE : 110,000- YEN +tax

COMPOSITION : WOOL 100%

SIZE :   44 . 46 . 48 . 50. 52