『RING JACKET / fabric guild 』 vol.7 / trabaldo togna – estrato

 

魅惑の生地の世界について語る『fabric guild』vol.7は、イタリアのtrabaldo tognaのestratoについて書きたいと思う。

これまで、生地好きが唸るような少しマニアックな英国生地を中心に紹介してきた。ハリコシのある英国生地はスーツやジャケットを仕立てるのに適している、、、

が、独特なタッチや雰囲気により好き嫌いがあるのもまた事実である。

 

 

私はと言うと、実はどちらも好きだ。英国生地、イタリア生地、そして日本の生地…其々に良いところがあり甲乙つけがたい。『生地』そのものを愛しているでどれかだけを選ぶなんて出来ない。強いて言うならば、生産国によって好き嫌いがあるのではなく、そのミル(機屋)ならではの魅力や個性があるところが好きだ。

 

 

 

 

今回のtrabaldo tognaのestratoシリーズはとても特徴がハッキリしている。

いわゆる「ナチュラルストレッチ」に特化しているのだ。ドレスクロージング好きの中にはストレッチ素材を敬遠する人もいる。私自身はゴリゴリの英国生地も好きだが、こいいったストレッチ素材も嫌いではない。

 

これまでストレッチ素材が嫌われていた原因は、化繊であるポリウレタンを入れることによってストレッチ性を出している生地が殆どだったからだ。本当は、混率や糸の作り方にもよるので一概に言えないが、、、ポリウレタン混のストレッチ素材は最初は良いが次第に繊維が劣化して伸びたまま戻らなくなることがあったのだ。

それと、やはり本格的なスーツは天然素材100%でないと、、、という昔からのイメージが根強くあり「ストレッチ素材=スポーティなジャケット向き」とされていて高級ファブリックメーカーはあまり手掛けていなかったのも服好きに受けなかった原因の一つであるように思う。

 

 

しかし、ここ数年でイタリアを代表する高級ファブリックメーカーの多くがストレッチ素材を展開するようになった。むしろやっていないメーカーを探す方が難しいくらいである。

 

その中で早くから「ウール100%でのナチュラルストレッチ加工」に特化してきたのがtrabaldo tognaのestratoシリーズだ。やはり、他社が後追いでやってくる前から試行錯誤してきただけに一日の長がある。
スーツやジャケット用の生地は一般的に150cm幅で織られることが多い。「ナチュラルストレッチ加工」は、敢えてそれより幅広に織って、最後の仕上げで縮めて150cm幅に仕上げるのだ。そうすることによってストレッチ性を出す方法である。

しかし、estratoはそれに加えてまだ秘密がある。

自社の契約しているエージェントにさえ見せないという門外不出の仕上げ工程により、素晴らしく伸びる!

 

 

 

 

 

 

 

 

super120′s woolの程良く上品でありながら繊細過ぎずデイリーユースに使えるクオリティも良い。

イタリア生地ならではの色出しと程良い艶が良い雰囲気だ。

 

 

上品で、動きやすくストレスフリー、、、

しかも天然素材100%

 

 

多くの人にお勧めできるスーツである。

 

 

 

 

ITEM : SUIT / RING JACKET

ART : RT028F22B

MODEL : no.279B / S-180

PRICE : 120,000- YEN +tax

COMPOSITION : WOOL 100%

SIZE :   44 . 46 . 48 . 50 . 52

 

上記商品取扱店舗

【国内】

・愛知 メンズショップカトー

・大阪 髙島屋大阪店5階 メンズビジネス

・岡山 BROOK

 

【Overseas】

・Singapore Colony Clothing

 

*10月下旬入荷予定

 

*展開サイズ商品詳細は、

各お取扱店様までお問い合わせくださいませ。